森林総合研究所(茨城県つくば市)は26日、木材を発酵させ、木の香りを残したままアルコールを製造する技術を開発したと発表した。今後飲用のための安全性を確認し、民間企業との共同研究を経て2020年度までに世界初の「木のお酒」実現を目指す。
木から燃料用アルコールのバイオエタノールを製造する技術はあるが、硫酸を使用したり、分解しにくい木の成分「リグニン」と一緒に香り成分まで除去されたりするため、燃料以外に使うことは難しかった。
森林総研は、木を粉砕してクリーム状にし、食品用の酵素や酵母を加えることで、リグニンと香り成分を残したままアルコール発酵させる技術を開発。スギ、シラカバ、サクラ(ソメイヨシノ)などで試験製造し、スギの場合、木材4キロからワインと同程度の度数のアルコールが約3.8リットル程度できた。
今回開発した製法によるアルコールは、スギ原料からはスギ木材と同じ香りがした一方、シラカバ原料では樽熟成したウイスキーなどと同じ成分による香りがした。木の種類を変えることで多様な香りのアルコールをつくれるという。
沢田治雄所長は「花見をしながらサクラの木からできる『酒』を楽しめるようになるかもしれない。地元木材原料の『酒』で地域に新たな収入をもたらすなど、林業振興につながることも期待できる」と話す。【大場あい】
スギから製造したアルコール。中央のびんとグラスに入った黄色っぽい液体は度数2%程度の発酵液、右側の透明な液体は14~15%程度の蒸留液=茨城県つくば市で2018年
(出典 cdn.mainichi.jp)
https://mainichi.jp/articles/20180427/k00/00m/040/061000c
>>1
木材から作るお酒を「飲用せきる」と言います
>>1
きちんと日本語書きましょ~ね
従来は香り付け程度しかできなかったのに木材そのものを酒にできるなら利用方法が一気に広がる。
オラは期待してるど(-ω☆)キラリ
樽でいいだろ
>>6
香り付けだしそれ時間かかるよ。こっちなら複数の木材のブレンドもおそらく可能。
パルプもちゃんと採れるんなら
>>13
採れないと思う
酵母がアルコールを作る原料とするのが糖類で
多糖類である木の主成分のセルロースを酵素分解して糖類を作っていると思うので多分無理
ニッキの木片でアルコールが抽出できるなら、菓子作りの幅が広まりそう
サトウカエデだったらアルコール度数の高い酒が
出来そうな気がするけど?w
>>15
無理でしょ
酵母によって変わるが酵母が活動できるアルコール度数の限界が15~20
それ以上は蒸留しなきゃ無理
>>18
加水しなければ25度くらいいくだろ
>>22
発酵のあとに樽の中で保存すれば
>>22
いくら強力な酵母でも、20パー超えると極端に活性が
落ちる。醸造では限界がある。
ちなみに、日本酒の酵母は世界的に見ても優秀で、
抗アルコール耐性が強い。普通はワイン程度の13
パーくらいが限界。
酒税法的にはどこに分類されるんだろう
>>23
大阪から酒を江戸まで持っていくときに
樽の木の香りが付いたのがよく売れたんだよ
なんという事でしょう!匠がリフォームで出た廃材で
思い出の酒を作ってくれる未来に乾杯。
>>30
夢があるけど建築用木材は防腐防蟻で薬品処理されているからなぁ
分かりづらい記事だな
有害物質を除去すると香り成分まで除去されてしまう
と読めるので
香り成分を残したまま有害物質を除去することに成功!
と続くのかと思ったら
>リグニンと香り成分を残したまま
>アルコール発酵させる技術を開発しました
って何よ?
リグニンとやらが有害物質でないなら
除去工程なんてハナっからいらないじゃん
これは面白そうだな
続報に期待したい
どんな木の匂いだと酒と相性良いじゃろね
ええな、樽熟成させんとも木の香り楽しめるようになるのか
樽酒じゃダメなの? でも樽酒は悪酔いするから注意だよな
これは悪酔いはどうなのか?
数年前に売っていた木の香り芳香剤が好きだった
木の油分が入っていてヒノキとヒバの香りがあった
古い家でも新築の木の家ぽくなってよかったのにもう売ってない
この酒も木の香り好きならいけそう
要はウイスキーみたいな酒が手軽に作れるようになるってこと?
ホント新規発明だなこれ、商業的にもかなりいけるのでは
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